>>196
1945年3月26日の戦例の何が問題かと言えば

1) 低いのが明白なドイツ側の練度(ttps://ww2-weapons.com/pilot-training-mid-and-late-war/)
2) ドイツ側の兵力(8機)は分かっているのに対し、イギリス側の兵力が不明なこと

ただ、同時期の母艦「サーチャー」は第882飛行隊のFM-2しか積んでないため数は
イギリス側の方が優勢と考えられる

いずれにせよドイツ側に有利な要素は見られない。旋回性能を除いて機体の性能は
Me 109G-6の方がFM-2より大幅に良いのだが(戦時中、どちらの機体にも搭乗した
RAFのテストパイロット、エリック・ブラウンの証言)。
結論から言えば小さな護衛空母に発着艦できるくらい熟達したイギリス側に対し、
訓練も実施できなくなっていた上に兵力でも劣勢なドイツ側が仕掛けて負けたなんて
全く身もフタもない話なのだろう。