魚雷は水上艦の倍以上の最大速力を持ってるけど、
こう言っちゃなんだが「たかだか倍程度でしかない」とも言える。
しかもその速力を維持してられるのも短時間。

センサとしての能力はたかが知れてる上に、ある程度性能発揮させるためには速力を落とさないといけない。
誘導ワイヤがついていればこの点は解決できるけどね。

だから、魚雷攻撃を受けた時は、
攻撃点にアスロックを叩き込んで、潜水艦に回避運動を強要し誘導ワイヤをカットさせ、
最大速力に加速しつつ、デコイなどの妨害手段を使用、
魚雷に捜索のための減速や、あらぬ方向への移動を強要しつつ、
あとは脚で距離を稼いで魚雷を燃料切れに追い込む。

このために少なくとも日本の護衛艦は、加速力と最高速力に優れたガスタービンが重用されてきたわけで。