>>602
この辺、イギリス人一流のネタ的な言い回しなんです。

ファイアストリークは、「高空を侵入してくる敵爆撃機の撃攘」が主目的ですから、
基本的に晴天が続く成層圏の運用のことだけ考えれば良かったため、
ですから開発の時点では、雲の中で撃てなくても問題ないんです。

また、シースラグミサイルなどが「ブースターを前に置いた妙な格好」なのは、
あらかじめブースターを分解して収納することで、収納スペースを削減するためです。
同時期のテリアやタロスなど「まともそうな外観のミサイル」は、全長が9mとか10mありましたので、
アメリカのように大型艦を多数配備できないイギリスにとって、
「かさばらずにしまっておけるミサイル」は切実に必要とされていたものです。
発射時には、別々に収納されたブースターとミサイル本体を組み立ててからランチャに装填されます。