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実際の戦艦の実弾演習について

標的筏に戦艦の主砲弾が直撃したら一発でバラバラになる。また標的のマストが壊れることも有る。
遠距離だと標的筏は水平線の下に隠れているので、マストが壊れると目標が見えず演習にならない。

そこで替わりの標的筏を用意するが、時間も手間も余計に掛かる。面倒。

幸い標的筏は非常に小さいので砲弾はたまにしか命中しない。そして大部分の演習弾は標的の周囲の海に落ちる。
周囲に落ちた砲弾のうち、有効帯という範囲に着弾した砲弾を「命中」と判定する。

有効帯というのは、計算式は略すが、砲弾の落角や、想定される戦艦の高さや幅や上部構造物などを勘案して
計算によって求められる。標的を中心として100メートル前後の範囲。

つまり、そもそも標的にはほとんど砲弾は命中してない