>>821
黛氏が戦時でも平時と変わらない命中率を出せると考えたのは、
黛氏が砲術学校教官時に作られたジュットランド沖海戦を参考として作られた想定問題集があってそれを見ると

・当時のドイツ海軍の演習時における命中率は距離15kmで約13%
・戦時(ジュットランド沖海戦)でのドイツ巡戦の命中率は距離15kmで8%以上
・つまり当時言われてた戦時は訓練時の命中率の三分の一ではなく、三分の二を超えてる命中率を出してる
・特に「リュッツオウ」「モルトケ」「フォン・デア・タン」は演習の率より僅かに低いだけ、砲術学校が入手してた資料にある英戦艦の命中率の3倍
・これにより、英巡戦「ライオン」が「リュッツォウ」に廃艦所要弾数を命中させるには、距離15kmで40分かかるが、その逆は15分以下で命中させる事ができた
・つまりドイツ巡戦は兵力で劣るが驚異的な命中率で優位に戦えたのである

・よって命中率が3倍高ければ優勢な敵艦を圧倒可能
・ドイツ海軍はゲルマン魂で命中率を高めたが、帝国海軍は月月火水木金金と大和魂で米艦(命中率約4〜5%)に対し通常の3倍余裕(確信

という経緯

なお、近年の調査で実際の命中率は「リュッツオウ」で5%、平均は4%未満
英第三巡洋戦艦隊は約4.3%だった、つまり前提となるデータが間違ってたので意味がなかった……