本稿はもともとの表題を「冷戦――継子としてのアジア――」としていた。物質的な観点からすると、アジアは米国
が冷戦期に打ち出した政策の継子では決してない。反対 に、政治資本、資金、あるいは人命という面からすると、
アジアは冷戦期において米国が政治と軍事のエネルギーを他のどこよりもはるかに多く消耗した地域であった。
米国 が当初から西欧の安全に固執していたことを考えると、それは最大の皮肉と言えるかもしれない。
http://www.nids.mod.go.jp/event/forum/pdf/2003/forum_j2003_10.pdf


『パンターに勝った欧米の俺たち』は、バグラチオンのバの字も打通のダの字も知らなかった!