中国海軍J-15の重大欠陥から見える中国技術の限界とは
https://aviation-space-business.blogspot.com/2018/07/j-15.html
J-15運用を断念することになったのは深刻な事故が連続発生したためだ。
上記サウスチャイナモーニングポストによればJ-15墜落事故が少なくとも四回発生し、
うち一回は死亡事故、別に重傷が発生したのは「弁解の余地のない機械系の故障」のせいだという。
原因は国産開発のエンジンと飛行制御系のようだ。
J-15墜落事故二件で「飛行制御が故障」したのは地上滑走路へアプローチ中だった。
このことからJ-15の飛行制御に問題があることがわかる。
さらにJ-15が搭載する瀋陽黎明発動機製造Shenyang Liming製WS-10Hエンジンの信頼性の程度や、
墜落原因だったのか不明だ。J-15旧型はロシア製AL-31Fエンジンを搭載しており、信頼性はある程度まであった。

つまるところ中国は不完全な試作型のスホイSu-33をウクライナから入手しリバースエンジニアリングしたのだ。
中国技術陣にはフランカーの内部構造を学ぶ機会になったが機体そのものを開発をしていないので理解は完全でなく、
かつリバースエンジニアリングにつきものの制約に阻まれたのだ。
こうした知識面のギャップが中国がJ-15で問題に直面することにつながったのだろう。


ロシアからMig-29Kを買えばいい
インド海軍では2010年から運用されて実績がある