ノースロップに過度に期待は禁物でしょう
ノースロップのやる気というのは
アメリカ国防省が小型軍用機メーカーとして
残す意向があるかどうかにかかっています

アメリカ国防省はボーイングは残したい意向はあると思います
戦闘機市場ではLMに後れをとってますが
企業そのものはダウ銘柄にもなるアメリカを代表する企業です
どちらを残したいかというとボーイングなのは疑いようがありません
ノースロップが小型軍用機市場で残れないと悟った場合はF-3開発参入にも熱意は失います

LMはあくまでも現状の優位性を保つために
自社に対抗する動きにはあくまでも反対します
実現性が疑問なF-22改造案を出すのもその為
それゆえF-3日本主導開発案には否定的態度になります

ボーイングは何とかして戦闘機市場に残る足早を残す必要があります
かといって米軍で正式採用されない輸出専用機には市場はありません
それゆえ日本主導であろうとF-3開発に参加するのにはメリットがあります
計画が具体的になれば英国のテンペストにも関わろうとすると予想してます

BAEは英国のEU離脱で窮地に立っています
テンペストだけで協力を取り付けようにも
欧州の2大国であるドイツとフランスは味方になりません
テンペスト計画を推進するにしても日本だけでなく
LMに対抗する必要があるボーイングとも連携は必要になるでしょう