>>505
エニグマ周りだけ書いてる本じゃなくて暗号通史の解説みたいな本だけど、文春文庫から「暗号攻防史」って本が出てるから、図書館ででも探してみるよろし。著者はルドルフ・キッペンハーン。2001年初版で9章と10章がエニグマ関係。割とすらすら読める。

あとは最近は新品では手に入りにくいらしいけど、長田順行の「暗号」とかかな。こっちは社会思想社の教養文庫。但し文庫版の初版が1985年と、ちょっと古い気はする。それに暗号の攻防って感じではない。

あと比較的新し目の奴だと新潮文庫のサイモン・シン著「暗号解読」なんかも暗号の概略本としてはおすすめ。上下巻構成。奥付をみると、ハードカバー版が平成13年、文庫版が平成19年。

エニグマを巡る攻防だけを書いた本ってのは覚えがないなぁ。小説なら(多分著者は)ロバート・ハリス「暗号機エニグマへの挑戦」(だったか?)ってタイトルのがあったけど、内容覚えてねーや。