JIS認証機関が無資格・手抜き審査 英大手の日本支店
https://www.asahi.com/articles/ASL7Q54RQL7QULFA007.html
(前略)
>不正な審査をしていたのは、世界75カ国以上で規格の認証を手がける英国の大手機関
>「ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド(LRQA)」の日本支店(横浜市)。
>18世紀に船級協会として創立され、
>品質管理に関する認証機関の草分け的存在であるロイドレジスターグループの子会社だ。
>国内の審査件数も多い。

>朝日新聞が入手した内部資料によると、航空・宇宙関連企業3社から依頼を受け、
>品質管理の仕組みを定める国際規格「ISO9001」に、
>航空宇宙産業で必要な項目を追加した規格「JISQ9100」に関する審査を昨年実施。
>複数の韓国人審査員が審査を担当したが、経歴が不十分で無資格だったり、
>所定の訓練を受けていなかったりする人物が含まれていた。
>審査員がまとめた報告書が適正かどうかをチェックする工程を省略した不十分な審査も複数見つかった。

>内部資料によると、LRQAは審査の手続きが不十分なまま、依頼を受けた企業に認証文書を発行しており、
>こうした不正行為は日本支店の代表者(当時)も了承していた。

>認証機関が適正に活動しているかをチェックする公益財団法人「日本適合性認定協会(JAB)」が問題を把握し、
>意図的な不正で重大な悪質性があったと結論づけた。
>同協会はLRQAに対し、認証機関としての認定を取り消す処分を今月12日に出した。
>処分をしたことはホームページで同19日に公表したが、機密情報にあたるとして詳しい処分理由は説明していない。

>協会の処分には審査業務を停止させる強制力がないため業務は継続できるが、
>LRQAは6月、「JISQ9100」の認証業務から撤退すると表明した。
(以下略)

うぉい (;・∀・)