>>857
> >サイズで感覚的に「大型空母」、「中型空母」と分けるのは余り意味があるとは思えないが別に構わないけどね
>
> 空母を作るかやめるかまで決まっちゃうコストはサイズが直結しているし、サイズが艦載機と航空機運用能力を決めてしまうので、イミフな正規空母よりは空母の分類には役に立つんじゃないかなぁ、と。

まあ太平洋戦争の時代の空母はサイズが全てだからね。サイズによる違いは確かに無視できない。
だが現代の空母はサイズ以上に重要なのが航空艤装の内容、これで運用できる艦載機のクラスが決まってしまい、従って空母としての能力のクラスも大きく差がでる。

だから排水量は大きいがカタパルトも拘束ワイヤも持たないSTOVL空母のQEよりも、排水量や艦のサイズは小さいがカタパルトと拘束ワイヤを装備したCATOBAR空母のシャルル・ド・ゴールのほうが
CTOL艦載機(通常、対応するSTOVL艦載機よりも高性能)を運用でき早期警戒機も搭載・運用できて自前でAEW能力を持つ空母となるので、
空母としての能力はサイズがより小柄のシャルル・ド・ゴールのほうが大柄なQEよりも上なわけだ。

太平洋戦争の時代にしても、例えば蒼龍や飛龍は帝国海軍を代表する典型的な中型空母だったが、運用できる艦載機の種類は帝国海軍の空母の完成形だった大型空母の翔鶴・瑞鶴と同じだった。
ただ空母のサイズが違うと搭載できる艦載機の機数は違うのが普通なので、そういう量的な面ではサイズによる違いが確実にでる。