>>899
>はっきり言って、STOVLが上かCATOVBRが上かなんて、その国の運用方針や艦載機の種類、将来性などで大きく変わってくるのだから、意味のない比較だ。

空母にいくらかけられるか、どんな艦載機が入手できるか、でいくらでも変わる事柄ではありますが、
なぜか知的障害者を連呼して自己紹介の念押しをする御仁は「CATOBAR」であることが重要らしく。
まったく議論が成立しませんでした。

>>871だけど、シャルル・ド・ゴールがE-2Dを運用できて、アメリカから購入できるなら、艦載機をラファールからF-35C替えるって思考実験も可能なんだよ。

そこはちょっと調べてみましたが。ド・ゴールそのものが、現行のE-2を運用する最小艦型を追求した
空母なんですよね。ド・ゴールのカタパルトは米空母のものより20メートル短く、最大射出重量は2万
ポンド少ない6万ポンドです。フランスのE-2Cや近い将来のアップデートであれば、最大離陸重量が
5万7500ポンドなので、AEWについて当面は問題ないとは思いますが、F-35Cの最大離陸重量は7万
ポンドですので、大搭載量、大航続距離のためのあれこれが使いこなせません。スパホを運用できる、
というのも、クロスデッキ演習やったって話であって、6万6000ポンドの最大重量まで使えるわけでは
ありませんし。バディポッドで給油数って手がないわけではありませんが、中華空母厨がJ15でもでき
るもん、と言ってるのと同じ程度に、搭載数40機でやるのかやれるのかという非効率がありますし。

ラファールMの改良に期待するってのも、陸上型が5万4000ポンドなのをカタパルト射出時に4万7400
ポンドに抑えて使ってるって時点で、重量増が700キロで済んだという艦上型への改造は、いろいろ我
慢したものだったのだろうな、と。米海軍は陸上機を艦上機にすると3割重量が増えると言ってるので。

ド・ゴールの航空艤装で運用できるのは6万ポンドが限界で、それに合致する艦上戦闘機は存在しま
せんから、新規開発しなければならず、そもそもラファールが陸上型でも5万4000ポンドなのはフラン
スが自前で作れるエンジン出力が機体規模を決めたところがあるので、誰にも頼らないフランスという
国是を守るのであれば、エンジン開発からやりなおし、と。

空母ってのはまず排水量なんだなあ、と。