アメリカさん、かなりおこやね

来韓した米高官、韓国の対北経済協力に警告
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/27/2018072701349.html
韓国を訪れているマーク・ランバート国務次官補代理代行(東アジア・太平洋担当)は26日午前、南北経済協力企業の関係者と会い、
「北朝鮮との経済協力であまり先走るな」という米国政府の警告を込めたメッセージを伝えたという。ソウル市鍾路区の米国大使館で
26日午前8時30分から1時間ほど行われたランバート氏との懇談会には、韓国鉄道公社(KORAIL)、通信大手KT、ポスコ、コーロン、
漢拏と開城工業団地企業協会など、南北経済協力企業の関係者15人が出席した。
出席者らによるとランバート代理代行は、かなり強い語調で米国側の立場を説明したという。主なメッセージは「南北交流の雰囲気とは
関係なしに、北朝鮮制裁は維持されており、制裁解除以前に性急に北朝鮮との経済協力を進めないように注意すべき」というものだった。
特に、このところ韓国政府が国連安保理などに制裁の例外を要請して認められた事例に触れ、これが「制裁緩和や解除」と解釈される
ことを警戒したという。韓国政府は最近、離散家族面会所の改修・補修や南北軍通信線の復旧のための燃料・資材・車両などの移動に
関して、安保理から制裁の例外を認められた。ランバート代理代行は、こうしたケースを挙げつつ「これは北朝鮮制裁の解除を意味する
ものではない」と強調したという。
その上でランバート代理代行は「米国の北朝鮮独自制裁は引き続き強力に履行されている。北朝鮮が非核化するまで制裁は継続する
というのが米国の原則」という趣旨の話を始めた。さらに「北朝鮮制裁に抵触しないようにするためには、民間企業が北朝鮮との交流事業を
推進する際、必ず政府と事前協議を行い、必要ならば米国側にも直接問い合わせてほしい」とも語ったという。