1 動物園φ ★ 2018/07/28(土) 09:09:10.93 ID:CAP_USER
韓国自動車業界に激震、下請け会社の倒産相次ぐ

 現代・起亜自動車の2次下請け会社で年商1000億ウォン(約100億円)のエナインダストリー(慶尚北道慶山市)が7月12日、不渡り手形を出した。
同社はゴム部品などを生産し、年間30億ウォンの営業利益を上げていた。しかし、韓国の自動車生産が2年連続で不振となり、昨年は売上高が832億ウォンに急減し、8億ウォンの赤字を出した。
その後数カ月間にわたり月給を支払えず、結局は法定管理(会社更生法適用に相当)を申請した。
1800億ウォンの売上高を上げていた現代・起亜自動車の1次下請け業者、リハンも先月、韓国産業銀行にワークアウト(金融機関主導の経営再建)を申請した。

(中略)

 韓国製造業の寵児である自動車産業が根底から揺らいでいる。韓国の自動車の輸出、国内販売の同時不振が2年続き、自動車メーカー5社の1次下請け会社800社、2次・3次下請け会社8000社余りから悲鳴が上がっている。
1次下請け会社のうち、上場50社の財務諸表を見ると、23社が今年1〜3月に赤字に転落した。

 産業研究院で30年間にわたり自動車産業を研究してきたイ・ハング上級研究委員は
「中堅下請け企業が経営不振で崩壊するのは1998年の通貨危機以来初めてだ。2008年の金融危機にも耐えた自動車業界の生態系は業況不振、人件費上昇、貿易戦争が重なり、根底から崩壊している」と述べた。

 現代・起亜自動車にシャーシなどを供給する1次下請け会社和信は、13年には663億ウォン、14年には411億ウォンの営業利益を上げる安定した企業だった。従業員は1000人余りに達する。
しかし、昨年の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を巡る中国の報復、対米輸出不振などで昨年4−6月期から4四半期連続で赤字を計上している。
累積赤字は418億ウォンに達した。同社関係者は「毎年20−30人を新規採用しているが、今年は採用を見送ることを検討している」と述べた。

柳井(リュ・ジョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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