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ヘリマネによるハイパーインフレは近い?

すでに政府の新規国債の引き受け手は不在です。
日銀は、財政ファインナンスに踏み切る以外にないのです。

いよいよ現実味を帯びてきているのは、いわゆるヘリマネ(財政ファイナンス)によって不可避となるハイパーインプレです。

2019年は、日本に災厄が訪れる年になりそうです。


日本経済の縮小は、すでに始まっています。

内閣府が5月16日に発表した2018年1ー3月期の実質国内総生産(GDP)の速報値では、
第4四半期(1月ー3月)のGDPは、前期比0.2%減と、前期の0.1%増から反転してマイナスになったことが明らかとなりました。

これは、前期比年率で見ると0.6%の減少となり、日本経済が縮小していることが鮮明となったと言えます。
国内外の市場予想では、前期比年率で0.2%減でしたから、予想を悪い方に大きく上回る結果となったわけです。

QUICKは、内閣府の速報値が発表された翌日の5月7日時点では、前期比0.1%減、年率0.4%減と民間予測の中央値を出しており、
改定値では改善されると見込んでいました。

しかし、6月8日に内閣府が発表した改定値でも、この数字は変わらず、個人消費の下落傾向が鮮明になったかたち。

とはいえ、マイナスに転じたのは9四半期ぶりで、1980年代に記録した12四半期連続成長には及びませんでした。