同志よ
おいらが泣けたのは、後半、恩讐を乗り越えて状況を打開してみせた古代に対する、
沖田艦長と真田さんの表情。
特に沖田艦長、既に余命を悟っている彼が、宇宙最強の力を預けるべき若者を育て上げた確信を得た、
その誇りというか安堵感というか。
おっしゃる通り、その後の艦の全てを駆使した肉弾戦、そして爆風の中から現れるヤマト、
銀河系のテーマ、少し畏怖の混じったガミラスの友人たちの表情。
ヤマトという英雄誕生の瞬間でしたよね。

2202は、設定を映画で説明しきれず、後から監督が喋ってつじつま合わせたりとか、
そういうのも多すぎ。
しかもだいたい苦しいし。
ちゃんと考えられる人が居ないっぽい。

オリジンのカトキ版ルウム戦役の考え抜かれた故の絵面のかっこよさ、
見せるべき所の整理が行き届いたレイアウトと比べたらもう…
またもヤマトは消えて、ガンダムは残るんだな、としみじみ思う。