2018年07月31日 08:50
EVの道の険しさにぶちあたったテスラ
http://blogos.com/article/314599/forum/

EVをビジネスとして成り立たせ、自動運転でも先行し、押しも押されぬ次世代EV時代を切り開くリーダー企業といえば、
なんといってもテスラだと思います。そのテスラがなんとサプライヤーに対し、2016年までさかのぼって部品の支払いの一部を
返金するよう要請したというニュースが流れていました。いかにも時代の先端を走る企業のイメージとは程遠い、
資金繰りに苦しむテスラの姿が浮き彫りになったのです。

なぜテスラが資金繰りに困るようになったのでしょうか。

多くの評論家の人が描いたのは電気自動車は、ガソリン車よりも部品点数が激減し、しかも部品を組み立てればいい
だけなので、どんな町工場でも生産ができるようになる。だから大手の自動車メーカーの優位性が揺らぐというストーリー
でしたが、それが現実は違ったのです。
(以下略)
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この記事のコメントにあるセキイさんのコメントが、以前からこのスレで言われていたことがそのまんまで草。

>量産体制の確立って、冬登山みたいなものなんだよね。
>人員と態勢とカネと時間、全部用意出来るトヨタでも、一度、これで食らってる。
>テスラと一瞬だけ組んだ時、かつて失敗したこの例について、トヨタは口を酸っぱくしてテスラに注意をしたはず。
>で、多分、テスラは富士山にTシャツで登ろうとする素人のごとく、これを鼻で笑ってたんだろう。
>だから、トヨタは秒速でテスラと組むのを止めた。

>部品点数は確かに下がる。
>が、それでも数千点以上に及ぶもので、そう簡単なもんじゃない。
>そしてEVに搭載される電池は、他者に隔絶して10年先を行くなんて難しいものだ。
>あとは車体、安全装備、諸々、団栗の背比べだ。
>だから、圧倒して先行することもなければ、タイミングが少し遅れたからと言って、決定的な敗北を食らうこともない。

>ひとつひとつ考えれば、そう落ち着く話だって分かるのに。