零戦開発時にプラット・アンド・ホイットニー
のエンジンを吸排気バルブの
プレーンベアリング導入にて直径を減じた
「コピー改良型」の「栄」エンジンを
帝国海軍は有していたものだ。
昨今の日本にあっては戦前より続く
素材開発技術をベースに世界最高レベルの
タービンブレードを作る技術と
長らくエンジン部品下請けに甘んじた
メーカーの技術蓄積によりてようやく
欧米戦闘機用エンジンメーカーの
「背中が見える位置」に来たのだろう。
戦前戦後にあって
日本が欧米エンジンメーカーに
「技術で勝りし時期は無い」
謙虚に着実にXF-9を熟成すれば
きっとロケットエンジンの如く花開く時
も来るだろう。何としても
国産エンジン+国産機体を成し遂げて頂きたい。
今なら、アメリカが衰弱崩壊しつつある今
の時期ならばそれは可能だ。