自民党の竹下総務会長は12日、9月の党総裁選で石破茂・元幹事長を支持する意向を表明した。
地元の島根県出雲市で開かれた県議らとの会合で示したもので、出席者にも石破氏を支援するよう要請した。
出席者によると、竹下氏は非公開の会合で、党内の支持が連続3選を目指す安倍首相(党総裁)に
偏ることの弊害を指摘し、「来年の統一地方選、参院選で必ずしっぺ返しを食らう」と述べたという。
党の多様性を示すため、石破氏支持に回って首相への批判の受け皿となる狙いがあるとみられる。

竹下氏が率いる竹下派(55人)は事実上の自主投票を決めており、衆院議員(34人)の多くは首相、
参院議員はほぼ一致して石破氏をそれぞれ支持する方向だが、竹下氏の態度表明で
石破氏支持に回る衆院議員が出てくる可能性がある。

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「石破氏が適任だからではなく、バランサー」
「自主投票」

もう派閥の体を成してない