ISU-152はベーストエンドスラッシャー(獣スラッシャー)とドイツ人に言われた
威力はすさまじく弾は50キロもあったんだから「どうやって中の乗員は持ち上げるんだコレ」
ビーストスレイヤーの射撃速度は一分に一発だったという。
一分に3発という話もあるが50キロのもんを一分に3回もちあげたら中の人は死ぬでしょ…

ドイツ奥深くに侵攻するにつれて砲の隠れたビルや建物を一発で吹っ飛ばせる威力が買われる
重爆撃機というわけで、その威力はビルごと崩壊させ対戦車砲をつぶしたという
ただ弊害もあってビルの爆風が戦車に逆流して周囲の見物人?の背に破片が降りかかり大怪我することもあった

陣地突破の時は、装甲の厚いIS2戦車を先頭におし立てて、ISU152はそのあとにつづき援護射撃した
IS2の編成が小さめなのはこの理由もあった。ISU152の装甲も90ミリとあつくティーガーTと互角だ

ISU-152のトーチカ攻撃は地形をたてに隠れながら接近、射撃、すぐさま全速後退が基本マニュアル
この接近攻撃のさい他のソ連自走砲にない特色、厚い装甲がいきるわけでその代わり46トンもあった
KV戦車やIS戦車は重い重いと悲鳴あげたがISU152は仕方ないと認められていたのだろう
とにかく戦後もフルに生産され続けたため本家スターリンをはるかにしのぐ数が揃えらてる

対戦車能力で言えばウィーン攻略の証言で「ISU152は対コンクリート貫通弾を装填し撃ち込んだ
パンサーは砲塔が遥か彼方に吹っ飛び、重戦車は大火災をおこした」
これをみると火事場の馬鹿力で50キロの弾もかなり速く装填もできたもようだ
152ミリ砲は大質量弾頭をたたきこみ、装甲の内部を剥離させ、乗員にダメージを与えるだけでなく
中のガソリン配管も衝撃で叩き折り炎上させることもしばしばだった