「電気自動車1位」の中国、水素自動車まで狙う


昨年のエコカー販売1位のブランドはどこか。
フォルクスワーゲン、トヨタ、ゼネラルモーターズ(GM)、テスラなど有名ブランドをすべて抜いた会社がある。

中国の電気自動車ブランドであるBYDがその主人公だ。1年間で10万9485台のエコカーを販売した。
2位も中国企業だ。北京自動車は電気自動車、プラグインハイブリッドカー、水素電気自動車を合わせて10万3199台を販売し前年より3段階上昇した。
中略

中国の自動車メーカーの「エコカー崛起」の背景には中国政府がある。
中国政府が2015年から昨年までエコカー購入補助金として支給した金額だけで1420億元(約2兆3000億円)に達する。
エコカーインフラを構築するのにも支援を惜しまない。
現在電気自動車充電器は車両3台当たり1基の割台だが、2020年までにこの割合を1台当たり1基水準に合わせるという計画だ。
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世界の自動車メーカーは先を争って中国にエコカー工場を作ろうと乗り出している。
中国企業と合弁法人を設立しなければならないので自然にグローバル企業の技術力が中国メーカーに移転される可能性が高い。

中国政府は「究極のエコカー」と呼ばれる水素電気自動車(FCEV)市場を押さえる計画もすでに立てた。
2030年まで水素自動車と水素ステーションをそれぞれ100万台・1000基以上普及させると明らかにした。
水素自動車購入者には20万元の補助金を支給し、2億〜3億円に達する充電所建設費用のうち60%を政府が負担する方式だ。
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業界関係者は「電気自動車と水素自動車が中心となる時代が来れば
中国が最大の自動車輸出国になるかも知れない」と懸念する。

http://japanese.joins.com/article/835/243835.html?servcode=300&;sectcode=300