>>343
>零戦は航続距離も・・・世界一だから

ヨーロッパ機の航続距離が少ない大きな理由は、翼内タンクが装備されていないことにある
翼内タンクとは、飛行機の機体の中で比較的大きな面積を占めている翼の部分にまで燃料タンクを設置することで、燃料の積載量が飛躍的に伸ばせる
戦闘機が被弾する確率の最も高い部位はまさにその翼である
当時のヨーロッパの空は過酷そのもの
飛行場を飛び立ち、海峡上空でレーダーに探知されると敵機がすぐに迎撃に飛び立ってきて、激しい空中戦が展開される
イギリス空軍の装備するハリケーンやスピットファイアは、7.7mm機銃を8〜12門も装備しており、両翼から放たれた弾丸は、まるでライスシャワーのようにドイツ機を包み込み込んだ
ひとしきり作戦を終えたドイツの戦闘機や爆撃機は、穴だらけになって基地に帰還するイギリス側も似たようなものであった