居合道昇段など審査で金銭授受か
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180817/0016969.html
>全日本剣道連盟が実施する居合道の昇段などの審査で、
>審査員に現金を渡して合格を依頼する不適切な金銭の受け渡しがあったとして、
>剣道連盟が審査の受験者や審査員などに
>連盟の会員資格や段位の自主返納などの処分を行ったことがわかりました。

>全日本剣道連盟によりますと、不適切な金銭の受け渡しは、
>居合道の八段と八段の合格後、
>一定の年数が経過したあとに受験できる最高位の「範士」の審査で行われていました。
>八段の審査は実技により2次まで実施され、審査員は1次が6人、2次が9人で行われます。
>また、範士の審査は審査員10人が実績や人格面を考慮した書面によって合格するかどうかを判断します。
>審査員はいずれも主に範士が務めているということです。
>剣道連盟では2年前、昇段などの審査で金銭の受け渡しが行われているとのうわさがあったことから、元裁判官などからなる>綱紀委員会を設けて関係者への聞き取りなどを進めた結果、
>平成24年の「範士」の審査の際に7人の審査員などに対して
>合わせて100万円あまりが渡ったことが確認されたということです。

>このほか、八段の審査を希望していた受験者が、およそ200万円を指導者に渡し、
>その後、返却されたことも確認されたということです。
>剣道連盟は「審査が近い時期に金銭を授受する不適切な慣行が古くから存在した」と認定し、
>去年11月、受験者や審査員など8人に対して会員資格と段位の自主返納などの処分を行ったということです。

>全日本剣道連盟の中谷行道常任理事は
>「連盟にとって段位というのは権威の源であり大変重要なもので、金銭の授受は絶対に許してはいけない。
>問題が発覚した後、厳しく調査し厳しく処分した。再発防止策もすでに取っている」と話しました。

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