2018.08.17
大塚家具・久美子社長と石破茂が陥っている「同じ勘違い」
「正しいこと」と「できること」は違う
長谷川 幸洋
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57054

(抜粋)
ここが、最大のポイントである。正しくてもなぜ、できないかといえば、勝久氏に育てられた優秀な役員や社員たちが
支持しなかったからだ。彼らの多くは大塚家具を退社して、勝久氏が立ち上げた新しい会社「匠大塚」に移った。
そして、大塚家具は行き詰まった。

大塚家具のような例は、たぶん、他にもたくさんあるだろう。創業者の経営スタイルを2代目、3代目が改めようとして、
失敗してしまう。「正しい路線」を目指しているのかもしれないが、それは「できない話」であることに気が付かないのだ。

これは政権運営でも、実はまったく同じである。

いま、永田町では自民党総裁選の行方が焦点になりつつある。出馬が見込まれる2人の候補者は「正しいこと」と
「できること」の違いを認識しているかどうか。私の観察では、安倍晋三首相は完全に理解している。
だが、対抗馬と目される石破茂・元幹事長はどうかといえば、心もとない。
(以下本文)
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なんとなくモヤモヤしていた気分が、このコラムを読んでスッキリした。
もう少し表現を変えると、「やりたいこと」と「できること」は違う、という現実は常に存在する、と。
ゲルの言動が「正しい」かどうかは別にしても、「現実にできそうもないこと」をブチ上げてもついてくる人はおらんわな。