安彦良和さん「憲法改正は必要ない!ガンダムで僕は人は分かり合えるという事を伝えたかった」
http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1535249951/

<変える理由ない>

 「割とシンプルで柔軟性があり、米国の押し付けだが、いいものはいい。押し付けられたから変えなきゃ、というのは前提が間違っている」

―安倍晋三首相は改憲に執念を見せている。

 「改憲の理由は全くない。変えるべき理由がない」
 「参院選の合区解消や教育無償化は憲法を変えるまでもなくできるはず。緊急事態条項の創設も必要ない。現状で対応できる。
あの手この手を繰り出し、憲法を変える実績を作ろうとするのは姑息(こそく)な陰謀だ。一つでもいじれば、堤防は決壊する」

 「アニメで戦争を描くことは基本的にタブーに近かった。それをロボットアニメというからめ手で、おきて破りをやったと
『分かり合えないから』。無理でもいいから、分かり合おうじゃないかと。
きれい事なんだけど、それが大事じゃないかな。逆に開き直ると、止めどなく戦い、憎しみが生まれる。憎しみが先行し、
分かり合うことを完全に断念してしまうと、シャアになってしまう」

―アムロとシャア、どちらに思い入れがある。

 「やっぱりアムロですけどね。アムロはヒーローではなく、等身大の身近なキャラクター」

 ―「ニュータイプ」という概念が一世を風靡(ふうび)した。

 「ニュータイプっていう段階で、等身大という概念からはみ出す。人間のサイズを超えると、もううそごと。ある意味宗教になってしまう。
元々そういう話はなくて、(原作の)富野由悠季さん自身が途中で思いついた。幕引きは何らかの抽象論を持ってこないと、うまく終わらない。
だから、うまいこと考えたなと最初は思った。ただ、それがメインテーマのようになると、それはちょっと違うと。誰がニュータイプで誰が違うとか」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00000011-khks-soci