技術面ではここがよくまとまってる

ニッポンの航空機部材、さらなる飛躍の時が来た!
国際共同開発の軌跡と将来展望
https://newswitch.jp/p/14017
>礎築いた「V2500」
>航空機で重視される性能の一つ、燃費性能に直結する航空機エンジン分野でも日本勢は存在感を発揮している。
>そんな航空機エンジンの分野で国際共同開発の礎を築いたのが欧エアバスの「A320」に搭載され、
>世界的ヒットとなった「V2500」だ。1983年、日本、英国、米国、ドイツ、イタリアの5カ国による
>共同開発契約が締結され、その後の開発体制の変更はあるものの、190社以上の航空会社から累計7500台
>を超える確定受注を獲得。その信頼性と経済性は高く評価された。
>V2500プログラムでは、IHI、川崎重工、三菱重工が合計で23%、米国・プラット&ホイットニー(P&W)が66%、
>ドイツ・MTUが11%の比率で参画。IHI、川崎重工、三菱重工がファン部や低圧圧縮機部、シャフトなどの開発、量産を担当する。
>日本勢は1996年には、70〜100席級のリージョナルジェットに搭載される米ゼネラル・エレクトリック(GE)製
>「CF34」エンジンの国際共同プログラムに約30%の比率で参画。

>日本のチャンスは大きい。その理由はニッケル合金より軽量で耐熱性が約2割優れるCMC(セラミック基複合材料)の技術力にある。
>CMCは繊維状の炭化ケイ素(SiC)をセラミックスで挟む構造で、実用化のカギを握るSiC繊維を手がけられるのは宇部興産と日本カーボンだけだ。
>日本カーボンはGE、仏サフランと製造合弁会社、NGSアドバンストファイバー(富山市)を立ち上げた。一方、経済産業省が進めている
>「次世代構造部材・システム技術に関する開発事業」の一環として、IHIや宇部興産、シキボウなどはCMC高圧タービン翼の開発を加速している。
>IHIは7月、将来戦闘機用を目指したジェットエンジンのプロトタイプ(XF9ー1)でCMCを高圧タービンに使用し、防衛装備庁航空装備研究所に納入した。
>こうした世界最先端技術をテコに、日本のエンジン産業は一段の飛躍期を迎えるだろう。