事実誤認に要注意
>タンクデストロイヤーの牽引砲化に方針転換した以外は「黙殺した」と言ってもいいでしょう。

M36ジャクソンを忘れてはいけない。
M4の76o型に対しても90o砲総部により存在意義を保持。

ただしM36ジャクソンも90o砲装備のM26パーシングの登場で消えますが、それは戦後の話。
(M26の登場はWW2末期)

>長砲身を搭載したシャーマンファイアーフライの生産・配備が本格化したのは

ファイアフライは英軍独自の改造車輛。
米軍はM4に新砲塔長砲身76.2oに換装し75o型と平行生産(一部修理時に現地で76oに換装したりもした)
M4A1(76)やM4A2(76)はコブラ作戦のあたりから投入され、M4A3(76)、M4A3E8等はバルジあたりから実戦投入。

つまり
>マクネアがノルマンディーを視察中、コブラ作戦の誤爆に巻き込まれ爆死した後で

その時点で76o砲型は生産配備が本格化しており相当数が参加中。

また、貴官の説明には、戦車駆逐車が活躍できなかった最大原因が語られていません。
それは1944年において、既に独軍戦車のまとまった攻撃は殆どなく、独軍戦車は防勢に陥っています。

つまりM4戦車や戦車駆逐車が独軍戦車と遭遇する機会が圧倒的に減少していたことが抜けています。
その為、戦車駆逐車は突撃砲(アサルトガン)的な運用に投入されました。

そもそも敵戦車が出てこないのですから、駆逐なんてできないんですよ・・・