>>680
日経の記事の全文を読むとF15の電子戦能力向上とは別に電子攻撃機の導入検討を検討しているとある

>防衛省は敵の防空網や指揮通信システムを無力化する電子戦への対応を本格化する。2019年度以降に順次、F15戦闘機に相手のレーダーに探知されにくくしたり、
電磁波による攻撃を防いだりする改修を進める。航空機が敵か味方かを判別する管制システムも、各部隊が持つ他国の電子戦に関する情報を共有できるように能力を高める。

>航空自衛隊が導入を始めた最新鋭ステルス戦闘機「F35A」は一定の電子戦への対応能力がある。だがF15には敵のレーダーに探知されにくいステルス性能はない。このため、相手のレーダーに映りにくくしたり、混乱させたりするために、電磁波を発して妨害する能力を高める。

>日本は電子戦への対応で各国に後れを取ってきた。
米国はすでに大量の電磁波を送り込み、敵の通信網やレーダーを機能不全にするボーイングの電子攻撃機「EA18G」などを配備している。中国軍は電子戦を担当する「戦略支援部隊」を設置し、
電子攻撃機の配備を進める。ロシアは14年にウクライナ領クリミア半島を併合した際、電磁波を使ってウクライナ軍の指揮統制や無人攻撃機の活動を妨害した。

>日本も年末に見直す防衛大綱で、電子戦の能力を強化する方針を盛り込む。将来的な電子攻撃機の導入も検討している。