イタリアから日本に初上陸、ピザ自販機が大人気
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180828-OYT1T50142.html
(前略)
>導入までの道のりは平坦ではなかった。
>興味を持った谷口さんは企業にメールを送り、「自販機を見せてほしい」と頼んだ。
>返信は3週間後とのんびりしたもので、2〜3年たってようやく企業訪問がかなった。
>だが念願のピザは、「おいしくなかった」。そして企業は倒産、途方に暮れた。

>そこの社長がピザ自販機を扱うイタリア企業の新役員となり、
>日本でのビジネスパートナーとして谷口さんに声を掛けた。
>ただ、新たな企業の自販機ピザも「すごくまずかった」。
>谷口さんは改良できると信じ、単身でイタリアのピザメーカーを回って共同開発に取り組んだ。

>生地、チーズ、ソース、全てにこだわった。
>「こんな味にしてほしい」と言ってもなかなか感覚が伝わらないので、
>谷口さん自身がイタリアンの料理教室に半年ほど通った。
>メーカーに「塩を10グラム追加して」などと指示し、ついに満足できるピザが完成。
>今年2月、満を持してピザ自販機を日本に持ってきた。

>だがエラーの連続で、設置後3週間は常に自販機に張り付いて調整、調整……。
>設置後1か月弱で、ようやく安定して作動するようになったという。

>実は、谷口さんはイタリアからもう1台を日本に持ち帰った。
>研究して、日本製の自販機を誕生させるつもりだ。
>「国産なら、故障してもすぐ部品を取り換えられる」と言い、
>既に日本の複数のメーカーと開発を進めて、今冬にも国産1号機がデビューする予定だ。
>「あちこちに自販機を出し、3年後には全国で熱々のおいしいピザが食べられるようにしたい」と目を輝かせる。

以前、ここで紹介されたヤツがプロジェクトX風味だった。