沖縄県知事選分析
まず、前回出馬した下地が今回は自民推薦の佐喜真を支援するため、前回の下地票の多くは佐喜真に入ると思われる。
また、沖縄県は人口増加率が東京並みに高いことで有名で、人口統計を見ると2014年から2018年にかけて沖縄県内の死亡者数は約4万人、
今回新たに選挙権を得た18〜23歳の人口は約10万人である。

高齢者の投票率を8割、若者の投票率を5割と仮定すると、前回投票者のうち今回死んで投票しない老人は3万2千人、今回の選挙に新規で票を投じる若者は5万人となる。

さらに、名護市長選挙の出口調査結果を見ると沖縄の高齢者は圧倒的にオール沖縄支持、若者は自公支持だとわかる。
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前回知事選よりオール沖縄側がマイナス3万2千票、自民推薦候補がプラス5万とすると、オール沖縄推薦の玉城デニーが33万票、自民推薦の佐喜真が38万票となり、世代交代が佐喜真にかなり有利に働くことがわかる。