もう10年ばかり前に読んだ米国専門家の日本防衛評の本だったけれど、日本の防衛は「ゴルディアス・コンセンサス」に基づいているとかいっていましたな
見た目と政治的動きがぐっちゃぐちゃでわけがわからなくなるけれど、それは日本人一般全体にある種の統一見解が作られている段階であって、なにかことがあれば相転移のように一気に結び目を断ってそれまでとはまったく違う方向にいくというもの
確か、重要なのはこの正反対の方向に突っ走るというところで、グダグダ細かな内容で揉めている箇所はまったく問題ないというところ、だそうな
ただ、それに引きこもり問題をからめて「本当に動く気あるのか?」といっていたので、あの頃の米国の苛立ちを凝縮したような感覚がありました