>>671
>防弾材の面積

陸自の場合、もともと防弾チョッキは近接戦闘ではなく、野戦の発想から生まれたものだから仕方ない
野戦において多くの隊員は、地面に掘られた掩体に籠もって戦闘するわけだが、
中でも露天掩体の場合、構築にかかる作業時間や労力が少なく済むというメリットがある反面、敵砲兵による曳火射撃など、空からの攻撃に脆弱というデメリットがある

小さな砲断片くらいは防げるように、という考えから出発したのが、陸自の防弾チョッキなのですな
だから諸外国の防弾チョッキと比べると、初代から3型まで、肩周りの防弾材や付加アーマーが異様にゴツい作りになってる
3型改まで股間アーマーが採用されなかった理由も、地面から砲断片は降らないという発想のためだと思う
でも一見鈍重そうに見えても、空挺団などは防弾チョッキ着ながら徒手格闘術や銃剣道を披露してたりするし、意外と慣れやすいものなのかもしれん