【コラム】千載一遇のチャンス逃しつつある中国−ハル・ブランズ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-25/PKA3P86K50XS01
>米国ではなくカナダを標的にするとの中国側の判断は、表面上は戦略的にも見える。
>米国ではない同盟国を罰するという考えで、将来的に対米協力の見直しを促すものだ。
>だがそうしたロジックは大きな欠陥を抱えており、中国は与えられている桁外れの地政学的な好機を無駄にするリスクを冒しているのだ。

>中国政府の振る舞いは、中国が中心の世界とはいかに嫌なものかと全ての民主主義国家に再認識させるものだ。
>香港やミャンマー、タイなどでは中国から亡命した反体制派を超法規的に誘拐し、中国に連れ戻している。
>市民の自由や基本的人権を中国が抑圧していることを恐れず抗議する国々に対し経済・外交面で繰り返し圧力を加えているのが中国政府だ。

>リベラルな国際秩序を脅かすリスクをもたらしているのがトランプ大統領だと極めて多くの国際的なオブザーバーが懸念しているこの時期に、中国は自国がはるかに大きな脅威であるとの多くの証拠を示しているのだ。
 
>中国の人質戦術はショッキングかもしれないが、意外ではない。
>中国政府は台頭し続ける野心的な独裁国家の典型のように行動している。
>中国で拘束されている2人のカナダ人にとっては気の毒だが、民主主義陣営にとっては有益な警告だ。

どっちかっつーとそんなずっと前から分かり切っていたことをずっと見ないようにしてきた連中に一番の問題があるような気がするけどな