前スレでムンムン政権が南北統一の暁には北の核弾頭を破棄せずにそのまま民族的資産として持ち続ける・・

なんて日経の鈴置ニムが書いていたけど、今建造中のKSS-Ⅲ型3000トン級ＡＩＰ潜が、トマホークの様な
対地巡航ミサイルではなく潜水艦発射式の弾道ミサイルを主兵装にしているのも、それを前提とした物かも。

中型の通常動力潜に通常弾頭の弾道ミサイルを十数発搭載しても、その建造/運用コストの割に破壊力が
小さ過ぎて全く費用対効果に見合いません。

しかも限られた艦内容積のかなりを弾道ミサイルのＶＬＳとその関連設備に食われるのだから、潜水艦
本来の機能や居住性を著しく圧迫します。
そんな無駄をやるくらいなら、艦首の魚雷発射管から水中発射可能な対地巡航ミサイルを装備した方が
余程効率的で潜水艦本来の機能も損ねずに済みます。

しかし敢えてそんな無駄を次期主力潜水艦にやらせるとなると、将来的に艦載弾道ミサイルの中身を
北朝鮮製の核弾頭に積み替える意図があると見なすべきでしょう。

必殺の戦略兵器である核弾道ミサイルなら、発射母艦の潜水艦の性能を多少犠牲にしても十分引き合うし、
弾道ミサイルの命中精度の悪さもＭＡＰ兵器である核弾頭なら十二分にカバーできます。
特に東京や大阪などの敵国の大都市ならどこに落ちても確実に大被害を与えられるのだから。