>その3つ以外にトーションバーサスじゃない「重戦車な中戦車」てあったっけ・・・?

50年代には「重戦車な中戦車」自体がMBTに集約されたろ。
油気圧サスのSタンクの試作車の完成はは58年、MBT70は64年、本邦だって66年には74式で使う
ハイドロの試作車を作ってる。

>つかその3つみんな親戚みたいなもんだろ。

「車内に鋼材を通さなくていい」というメリットを採用したという意味では、クリスティー/ホルストマンも
ハイドロサスも親戚になるわな。低車高による低観測性と、整備/戦闘損傷の修理の手間という部分
で方向性が別れるにせよ。

適当な値段と信頼性が担保されるなら、戦車のみならずIFVのプーマだってSPHのAS-90だってハイ
ドロサスを採用している。ハイドロが使えるなら低くできるし車内容積もとれるからだ。

トーションバーに何の思い入れがあるのかは知らんが、別にトーションバーが戦車用のサスとしての
最適解なわけではない。実際、イギリスはトーションバーの戦車は60年代にイギリス版レオパルドIと
いうか、AMX30というか、輸出商品としてヴィッカースMk1を作ったものの、自国向けには採用せずに
70年代にはチャレンジャーの開発でハイドロの採用を決めた。M1は後継の開発が遅れに遅れて更
新しなきゃならない戦車の数が半端なくなって値段と堅実性でトーションバーになったが、MBT70の
廉価版と言ってたXM803だって、ハイドロに未練を残していたしな。

>どうもM26系列もスターリン/T-44系列も存在しない世界って想像し難いが・・・。

気に食わないなら無理して読まなきゃいいだけの話だろ。ただの娯楽小説なんだから。