>>932
>仮に史実の二式水戦の様に既存機を転用し、烈風や烈風改にフロートを追加した水戦仕様の機体を作るにしても、

パナマ&グンタナモ占拠の過程で日本海軍は空母戦力を消耗し、前線での航空基地設営も追いつかない状況で、
海軍航空隊内の傍流だった水上機マフィアが
「ならば烈風改二の戦力化で余剰&陳腐化した烈風改を水戦化すればエアカバーの穴を埋められるのでは?」
と言い出して、後方に下げられていた烈風改一の改造試作が急遽進められた。

「十式水戦」として急遽開発されたものの、防塩化やその他多数の改善点の対処に時間を取られ、ようやく実機が
完成した頃にはほぼキューバ島での攻防戦にケリがついていたので、必要とされる時期には間に合わなかった。

それでも諦め切れない水上機マフィアらは十式水戦の少数の増加試作機をグアンタナモに持ち込んで実地試験を
行うも、運用成績は芳しくなく事故損失も多発した為に、結局は開発中止の憂き目に・・

なんて顛末を辿ったりして。