>>https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1536221607/665
泊原発が使えないことで、ベース系電力は石炭の苫東厚真の比重が極端に高くなったことは、
原因として確実にあると考えられます。
問題は、それでもなんで苫東厚真火力に極端に大きな比重を掛けてしまったかなのですが、
想像するに北海道電力管内で大量に増えた風力発電に対する「下げしろ」確保のため、
大型火力機を止められないという事情が考えられます。
風力だけで350MWくらい入ってくる可能性があり、これを吸収できるのは出力変動範囲の大きな
在来汽力発電機のうち、解列しなくて済む大型機ですからね。
ガスタービンにして解列すれば良いという人もいますが、そうしてしまうと、
再併入するまではガスタービンでも30分はかかりますから、そうそう解列出来ないのです。
北本連係線が役に立たなかったという人もいますが、あれ直流連系ですから、
たの交流連係線のように一体の電力系統として運用は出来ません。
むしろ、片側の周波数が一気に落ちると、安全装置が働いて止まってしまう性質のものですし、
常時フル送電状態にしておけば、今度は良くある切断事故のリスクを抱えますから
むしろ事故リスクは大きくなってしまうでしょう。