>>970
「状況説明が毎日行われ、パスタ通をもって任ずる人々が、パスタの最新の重巡洋艦といっても一般的な条約型の重巡で、『鹿島』に対抗できる色物ではない、と語ったものだった。
要するに、パスタなどは取るに足らないと、楽観的な予想を吹き込まれていたわけで、それはザラとポーラをとりちがえて飲み会に誘っていたようなものだった。
われわれは、自分たちの作るローソンには、絶対の自信を持っていた。そしてわれわれは酔っぱらっていたのである」