>>309
ジョージ・オーウェル自身が元BBC記者であり、戦時中は植民地インドで軍のプロパガンダ放送を担っていたのだから仕方ない
彼は自身の体験から「労働者階級はあまりに頭が悪く、ファシストの罠にまんまと引っかかり、何をしでかすか分からない」と回顧録で書いているので、そのような考え方が1984の作品中にも反映されていたのだろう
彼は国家が労働者階級を支配するという全体主義を表面上は批判しつつも、一方で、内面ではその主義の正当性を自明すぎて自省するのも馬鹿らしいくらいには考えていたんじゃないかね?