>>701
> いやそれよりも陸自の拡充それも戦車や特科の拡充をしてほしい
> 両方とも流石に1200両は無理でもせめて600、可能なら800は欲しい

陸自の普通科つまり歩兵の装備をもっとちゃんとしたアメリカ陸軍の歩兵並みに戦える装備にするために防衛予算を使うのならば賛成だが
日本の国土で戦車をそんなに保有しても無意味だから戦車の拡充に予算を充てろというのは絶対に反対

北海道以外では本格的な戦車戦は地形的にも行えないし暴動鎮圧のための戦車ならばさほど車両数はいらない

そもそも日本の国防は敵上陸部隊に海岸線への揚陸作戦を開始された時点で破綻しているので負け確実
そのエリアへの侵入を守るべき空自や海自が壊滅して制海権も航空優勢も敵に奪われてしまったことの結果だからだ

戦車砲では射程からして敵の艦砲には全く歯が立たない以上、海岸線に戦車を並べれば敵に余計なコストをかけるから戦車は有効だというのは単なる幻想
航空優勢も制海権も敵に奪われた状態で海岸に戦車を並べても敵の航空攻撃と艦砲射撃の砲弾の雨とによって、我が方の戦車部隊は無為に全滅させられるだけだ

そんな為す術もなく全滅するのが約束された代物に何百両分もの予算を投じるぐらいならば、まだ移動式の地対艦ミサイルや地対空ミサイルの
増強に金を使うほうが遥かにまし

だが何よりも陸自の普通科の装備が貧弱かつ劣悪すぎる
これをちゃんとした戦える陸軍歩兵の装備に改めることこそが、陸自担当となったイージスアショアの予算を除けば陸自の最優先課題だ
戦車が世界のMBTの水準に追いついたか否かよりも陸自歩兵の装備が世界の一流陸軍の歩兵の装備に遜色ない質・量になったかの方こそが圧倒的に重要
なぜならば日本の防衛で普通科が戦闘する可能性は普通に存在しているからだ、戦車の本格的な出番の可能性はないのと違って

戦車は日本で戦車を開発し生産できる基盤を維持するために必要な最小の車両数で良い
いつかまた日本を取り巻く戦略状況が全く変わって(つまり戦車を必要とするような海外遠征せねば国際的に許されない状況となり)
陸自に戦車が不可欠になる時代が来る可能性がゼロでない以上、優秀な国産戦車のための産業基盤の維持は必要
そして量産数が少ないために1両当たりの単価が高くなるのは已むを得ない