習主席と会談、安倍首相「両国の協力の地平線は広がりつつある。
日中関係は正常な軌道に乗った」

安倍首相は12日午前、訪問先のロシア・ウラジオストクで中国の習近平シージンピン国家主席と会談した。
両首脳は、首脳往来などを通じ、日中関係改善の流れを加速させることで一致した。
北朝鮮の非核化に向けた緊密な連携も確認した模様だ。

両首脳の会談は昨年11月にベトナム・ダナンで行って以来で、7回目。
首相は約40分間の会談冒頭、日中関係について、「昨年11月の首脳会談は、新たなるスタートとなる大変いい会談だった。
ハイレベルの交流はもとより、あらゆる分野において交流、対話が活性化しており、両国の協力の地平線は広がりつつある。
日中関係はまさに正常な軌道に乗った」と述べた。

習氏は「中日関係の絶えざる発展を進める重要な共通認識を持っている。
双方の共通した努力のもとで発展改善するチャンスに恵まれている」と語った。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180912-OYT1T50061.html?from=ytop_main2