九大箱崎キャンパス火災 元院生の男性 放火し自殺か 身元判明、福岡東署

 福岡市東区の九州大学箱崎キャンパスの火災で亡くなった卒業生の男性(46)は、2010年の退学後も常勤の研究職を目指していたが、非常勤職を“雇い止め”に遭うなどして困窮を深めた。
家賃の支払いも滞り、肉体労働を掛け持ちして研究室で寝泊まりするようになった。そこに学舎の移転が重なる。「耐乏生活を強いられる」「経済破綻に直面」−。
男性は親交のあった大学関係者に宛てたメールで、苦しい胸の内を訴えていた。
 複数の関係者によると、男性は15歳で自衛官になったが退官し、九大法学部に入学。憲法を専攻し、1998年に大学院に進学した。
修士課程を修了して博士課程に進んだが、博士論文を提出しないまま2010年に退学となった。

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/450029

九大の焼死案件アカ云々は無関係で中々に痛ましい経緯である