海自、無人攻撃機導入へ…中国艦など監視強化
11/9(金) 15:04配信 読売新聞
(写真:読売新聞)hgfddsh

 政府は、米国製の無人攻撃機「アベンジャー」を海
上自衛隊に導入する方向で検討に入った。日本周辺で
活動する中国軍の艦艇や北朝鮮の密輸取引の監視体制
を強化する狙いがある。年末にまとめる新しい「防衛
計画の大綱」に無人機の活用を位置づけ、2020年
代後半に運用を始めることを目指す。

 アベンジャーはジェットエンジンを搭載し、最高時
速は740キロ・メートル。1回の離陸で18時間以
上飛行できる。対艦ミサイルや投下型爆弾も搭載可能
とされ、有事の際、人員を危険にさらすことなく敵の
艦艇などに反撃できる。実現すれば、自衛隊として初
めて本格的な無人攻撃機を導入することになる。

 海自はアベンジャーを活用して、日本周辺を航行す
る中国海軍の艦艇や、北朝鮮が公海上で石油精製品な
どを移し替える「瀬取り」と呼ばれる密輸取引などの
警戒監視を行う考えだ。