蒸気機関式メイドロボ「ご主人様、ただいまぁ お買い物行ってきました、今晩はご主人様の好きなカレーっすよ♪」

新型メイドロボ「あら、お帰りなさい まぁまぁ、初めて見るけど子ダヌキみたいで可愛らしいメイドさんだこと。」

蒸気機関式メイドロボ「え、あなたダレですか?見た所メイドロボさんですよね、でもこのウチには私と言う立派なメイドロボがいるのに…まさか…私というものがありながら他の女に手をだすなんて…」

新型メイドロボ「だってぇ、ご主人様も男性ですもの、三食石炭をドカ食いしないと動けない子ダヌキより、スマートな電動式で魅力的な方に惹かれるわよね。」

蒸気機関式メイドロボ「ええ…そんな、ご主人様が私を捨てるなんて、ひどい、ひどいです、こうなったら、ご主人様を殺して、私も死ぬっ、死んでやるう、化けて出てやるぅ!」

ご主人様「うるさいぞ!物騒なことを喚いているんじゃない、それにロボットが化けて出てこれるわけはないだろう、それに俺はお前を捨てるつもりもなければ、こいつに手を出すつもりもないから安心しろ。』

蒸気機関式メイドロボ「え…じゃ、彼女は一体どういう…」

ご主人様「こいつはな、友人の頼みでひと月の間モニターすることになった新型のメイドロボだ。おい、余りからかうのもやめてこいつに自己紹介してくれ。」

新型メイドロボ「はいご主人様。改めて初めまして、私は蓄電池式メイドロボ、タイプ名”てすら” です。 以後お見知り置きを。」