ポーランドのはじめての国産戦闘機PZL P.11は全金属の単葉機で
それまでフランスのコピーが主であったポーランドは木製構造しかしらず
まさに革命的と言える

カモメ型ともいえるガル翼のパラソル機で、プワフスキ技師の独創で
この利点は複葉に比べて視界がすぐれることで
クルト・タンクは高翼型の単葉戦闘機をドイツ軍に提案してる

PZL P.1はPZL ガルウイング・ファイターシリーズの最初のもので
イスパノV12をつむ野心作であり世界中の関心をあつめた
取扱の楽の星型空冷を推進するポーランド軍は難色を示し
設計はやりなおしとなるがこの決定は星型エンジンが視界を妨げ
速度も低下させたため現在ポーランド人に非難を招いてる
プラスキ技師はこの航空事故で死亡したが
PZL P.24は世界初の機関砲を搭載しフランスに売り込まれた
不況に悩むフランスは激怒して中止となり東欧諸国に売られる

ドイツ進撃時すでにPZL ガルウイング・ファイターは一見旧式化していたが
すぐれた格闘能力と強度の優れた金属機のためダイブ性能にすぐれ
ドイツ軍機を100機以上も撃墜。
また足が頑丈で不整地の離着陸も容易であるためゲリラ運用も可能で
電撃戦と銘打ちながら「もたもた」戦争であった状況でドイツを大いに苦しめる

真の凡作機といえよう