朝鮮日報(韓国語)
[寄稿]日本がノーベル科学賞受賞者22人輩出した秘訣
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2018/09/30/2018093002186.html
日本のノーベル科学賞は、主に大学で誕生した。東京大学、京都大学、名古屋大学を中心に
地方国立大学にまでノーベル科学賞の排出が平準化されてきている。
過去40年の間に、名古屋台、東京大学などで実験研究してきて貴重な経験をした。
先日、ノーベル賞科学者6人を輩出した名古屋大学を再発見した。
ノーベル賞を受けた野依良治教授の記念館である野依記念物質科学研究館と
坂田平田ホールノーベル科学賞受賞者広報館には、誇りに思ってノーベル科学賞受賞者の紹介と
一緒に関連する研究ジャーナルが展示されていた。
私たちと同じようなDNAと文化を持つ日本が22人のノーベル科学賞受賞者を輩出した秘訣は何だろうか。
まず、日本は第二次世界大戦後、政府が一貫して実験施設に投資して長期的な科学支援政策を展開した。
大学基礎科学の野心的な「COE(Center of Excellence)研究事業」が代表的だ。
師匠と弟子教授各1人ずつのノーベル科学賞受賞者を出したスーパーカーカミオカンデなどの特殊な実験施設には、
政府が巨額の研究投資をした。
研究の文化と環境も独特である。大学キャンパス内の遊歩道を歩きながら昆虫、植物、岩石鉱物を観察しながら、
創造的な発想をすることができる。多くの教授が定年退職後も研究活動を続けており、職人精神見習い式
研究室運営で若手研究者と元老教授との間の垂直的な研究連携が硬い。
大学内科学実験は、驚くほどの基礎と原理を重視する。研究者や学生は馬鹿のように実験に没頭している。
大学財政の限界で、韓国の大学内の多くの基礎科学研究室の施設と環境、研究支援が不十分である。
大学に大型実験施設支援と継続的な研究支援が政府レベルで行う。研究者が研究室で存分に研究に没頭できるように、
政府の政策的配慮と設備と研究文化造成が必要である。今からでも、私たち自身のノーベル基礎科学研究不振の
原因を詳細な分析して中・長期的政策と対策を立てて実践しなければならない。

日本の真似しても無理だと思う