二日前の記事ですが。

中国製「スパイ」半導体、米企業をサイバー攻撃か
通信社報道
ネット・IT 中国・台湾 北米 2018/10/5 5:26
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36159050V01C18A0000000/

【シリコンバレー=中西豊紀】アップルやアマゾン・ドット・コムなど約30の米企業が、中国製の特殊な半導体が組み込まれた
サーバーを経由して情報流出の脅威にさらされていた可能性が出てきた。米ブルームバーグ通信が報じた。部品供給網の穴を
つき中国政府が米向けハード機器に「スパイ」を埋め込んだ形で、事実であれば米中摩擦に拍車をかけかねない。

(中略)

いずれの企業も報道を否定しており、実際にどんな影響があったかも不透明だ。ただ「スパイ」半導体の埋め込みが事実であれば、
米中含めて世界に広がる製造業の部品供給網がハッカーに悪用されたということになる。ハイテク機器は米大企業の開発であっても
末端部品は中国の中小企業製であることも多く、製造工程の厳格な管理は難しい。

また、従来はソフトウエアの脆弱性をつくハッキングが主流だったが、今回はハードウエアでもこれが可能であることを浮き彫りにした。
ソフトウエアはアップデートで対策できるが、ハードウエアはそうはいかない。

過熱する米中ハイテク摩擦は「どこでつくり」「どこと取引をするか」というグローバル製造業の戦略にも課題を投げかけつつある。
関税の引き上げ合いとは異なるレベルの冷戦がふたつの国の間で始まっているようだ。
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アップルやアマゾンは否定していますが、ハードに( ´ノД`)コッソリ仕込まれたら検出するのは困難ですね。