ただ、バブル崩壊により、銀行や証券とかのいわゆる金持ち()職業が失脚して
金銭的なものはともかく精神的な格差が小さくなったのはあるような気がする。

アメリカのリーマンショック対応はうまくいったのだけど
『勝手気ままにやって失敗した金持ちを救済しやがって』
『奴等は責任をとっていない』
という感情が解消されないまま、今に至るが故に分断に近い対立が発生してるやろ。

経済としては正しくとも、統治からすれば人心面でヤバい、という選択肢だからこそ
手遅れになりつつも、小泉人気で世間がその救済策に納得出来た、というのは重要だったのではなかろうか。