>>442
陸上自衛隊は人的・資金的にリソースが枯渇しているので、弾道ミサイルや巡航ミサイルを導入しても
中国のような作戦規模の物量を保有することが絶対的に不可能。

これがもう決定的なんだよね。

中国の戦略ロケット軍(第二砲兵)の編成を出すが、中国の戦略ロケット軍は30個ミサイル旅団、兵力15万人の戦力。
このうち通常弾頭のSRBMとMRBMを担当するミサイル旅団は1個旅団4〜6個ミサイル大隊(兵力4000〜6000人)の編成で、
1個旅団には24〜36機のTEL(車上起立型発射機)+支援車両の編成。
米シンクタンクの推定では発射機1機に5発の予備ミサイルが配備されており、初期配置ユニットのみの即応体制で
最大5セットの波状攻撃を反復して行える体制になってる。

1基地に2〜5個ミサイル旅団が初期配置され、1方面の攻撃ユニットとして用いられるので、実際の作戦規模での攻勢では、
沖縄や西日本、東日本などの各方面別にそれぞれ48〜72機のミサイル発射機が割り振られらている計算。

南西諸島の部隊は数百人レベルだろう。中隊編成じゃ話にならんでしょう。

ちなみ、陸上自衛隊の1個師団は中国軍の旅団編成なので、中国旅団級の戦術ユニットを作ろうとしたらまるまる現行の1個師団がぶっ飛ぶ戦力。