>>771
ただのデモンストレーションだね。

空母CAPとイージス艦の充実したフリートエリアディフェンスで複数層の対空防御を固めても、A2AD圏内では生存不可能と提言されているのに、
航空優勢もなく、防空コンプレックスもない孤立した辺境の諸島で、中隊とか連隊程度の弱小戦力が生存できるわけねーじゃん。

要はエアシーバトルの議論が始まって10年近く経つのになんも対抗策を生み出すことが出来なかったということ。

俺が>>480 に書いている通り
 ↓


米軍はエアシーバトル構想が破綻して(中国に勝てないことが明らかになった)インサイドアウト戦略という新軍事コンセプトに転換しているんだわ。

要旨は以下の二点

・中国は核保有国なので、全面核戦争を誘発する中国への米軍の直接攻撃は実行できない
・A2ADがあるので通常戦力では米軍は中国に勝てない

日本がインサイドフォースとしてA2ADの射程圏内で中国との代理戦争を実行し、米軍はアウトサイドフォースとして、第二列島線の後方まで撤退し、
A2ADの射程圏外で中国と全面戦争にならないレベルの軍事支援を実行する。
この戦略が目的としている趣旨では日本の本土防衛や最終的な日本の勝利は追求されてない。
日本の役割は太平洋戦争時の決号作戦(本土決戦プラン)のように可能な限り長期間の消耗戦を実行し、
中国の国力を疲弊させることがその役割として期待されているw

つまり、米軍はアウトサイドフォースなので、中国を直接攻撃しないし、戦争にも参加しない。